担当直入に聞きますが、シュートを打つ時の高さって意識してますか？
コースは誰でも意識しますよね。
ではシュートの『高さ』は、どれくらいが良いのでしょう？
極論を言うと、キーパーによって得意な範囲は変わりますが、
基本、低めです。
久保建英選手のお父さんは、久保選手が子供の頃から「シュートは低めを狙おう」と言っていました。
キーパーから言わせると、「よくわかってるな～」と思います。
低いシュートはとても処理がしづらいし、股を抜けるかも知れないし、誰かに当たって入る可能性があります。
中途半端な高さは、手が届きやすいです。
立って手を出しやすいところは、キーパーも止めやすいということです。
もちろんゴールの上を狙っても良いですが、始めは難しいです。
しかも低学年の頃は、キックが遠くに飛ばないし上に行かないので、「キックを上に遠くに飛ばせる」選手が大事にされるよな、と思います。
私はそれが、日本代表の得点力不足の一つの原因なような気がするのですがどうなんでしょう。
今のトップレベルでは、低めのシュートを狙う大人が多くなっていると感じます。
小学生ではボールを強く、上に、遠くに飛ばせる子が良く見られますが、そのままサッカーを続けていれば、そのうち誰でもできるようになりるし、嫌でもボールが浮くようになるんですよね。
再開したら練習でも同じことを言うと思いますが、「シュートは低め」を狙いましょう。
付け加えておくと、狙いがある時、キーパーとの距離が近い時は高めのシュートの方が良いです。
大事なのは、その時によりシュートの高さを意識することが大切だということです。
上手くなれば、あとは練習でキーパーの意外な「嫌なシュートコース」も教えます。
キーパーとのかけ引きも気が向けば次は、もう少し上級者向けに書きます。
