いぇーい!みんな元気ぃぃ~!?
あ、書き始めのテンション間違えました。。
さて、どんな日々をお過ごしでしょうか。
なんだか方向性がわからなくなってきたコラムですが、今おもうことを書きつづっていきます。
去年から読書が趣味になりました。
毎日いろんな本を読みますが、読書は嫌なことが忘れられてとても良いです。
本を読んでいると、たまに人生を変えるような一冊に出会うことがあります。
そのうちの一冊がこちら。
幡野広志さんは、写真家ですが2年前に多発性骨髄腫というがんで「余命3年」を宣告された方です。
ひょんなことから、ネットで幡野さんの記事を見つけ、その文章に魅了されました。
最初に出会った記事がこちら。
知ったのが先で、幡野さんがガンだと知ったのはその後です。
すぐに買った本が画像の本で、本当に心にひびいて、新しくもう一冊出版されるということでネットで買うことにしました。
代官山ですよ、代官山。
服屋さんなのに全然服置いてないんですよ、代官山の服屋さん。
何屋?っていう服屋さんたくさんありました。
せっかくトークイベントに行くので、古賀さんの本も読みました。
数年前にヒットして、今でも売れている本なので、これはお母さんお父さんも知って人がいるかもしれません。
アドラーさんというおじさんが、考えた心理学をわかりやすく紹介した本です。
長くなりましたが、これが私の人生を大きく変え、今こんな状況だからこそ、出会えて良かった本だと心から言えます。
アドラーさんの考えはたくさんあるのですが、大切なものの一つに、
『課題の分離』
というものがあります。
自分のできることと、できないことを分けてわけて考えよう、ということです。
自分にできることをやれば、あとは相手の課題なので考えても仕方ない、というのが『課題の分離』です。
本に出てくる、わかりやすいたとえ話が、
「馬を水辺に連れいていくことはできても、水を呑ませることはできない」
です。
自分が馬に水を呑ませようと、水辺に連れて行っても、呑むどうかは馬次第なので、コントロールできないし、それ以上考えてもムダだということです。
例えば私や他のコーチが、こんな状況で、
「サッカーのコーチとして、みんなのために何かできることはないかな?」
と考えて、HPにいろいろとアップしてくれています。
コーチたちにできることはそこまでなので、そこから先のこと、実際に見るかどうか、もし見たとしてもその後どう行動するかはみんな課題なので考えても仕方がありません。
今これを書いているときも、「誰も見ないかも知れない」、「見たとしても誰も変わらないかもしれない」とも考えますが、私はできることをするだけです。
言葉は悪いですが、私がやるだけやったらそこから先のことは知ったこっちゃないし、考えても疲れるだけです。
働いていると、今の特殊な環境の中で、「考えても仕方のないこと」を考えすぎている人がたくさんいるなと感じます。
疲れるだけなので、Fコーチは自分にできることと、家族や自分を守るための最低限の情報を集めるだけにしています。
そこから先は、私の課題ではないし、考えるだけムダなんですよね。
それがアドラーさんが言う、『課題の分離』です。
自分のできることと、相手がどうするかは別々で考えよう、ということです。
サッカーのことだけではありませんが、みんなの『課題=今できること』はなんでしょうか。
親から言われて、イヤイヤやることはちょっと違うかもしれません。
アドラーさんの言うことをすべてできている訳ではないし、もう少し早く出会いたかったと思いますが、私は今できることをやるだけです。
数年後に今を振り返って、『今、自分にできること』をがんばった人たちが、「あの時間が、私を変えた」と胸を張って言えるようになってほしいなと願っています。
P.S.
最近、仕事の外回りが車になりラジオで流れた、Hi-standard「STAY GOLD」のライブ音源で歌いだす前に言っていた言葉が、心に刺さりました。
闇にいるなら光を探せ光がないなら自分が輝け