本を紹介するコーナーではないのですが、私が去年読んで人生を変えようと思った本のシリーズはこちら。
全巻、ほんとうにおもしろくて、笑いながらあっという間読んでしまいました。
『夢をかなえるゾウ』という本で、全部で3冊出ています。
「みんな読んで」ってことでは全くないですが、去年の娘の読書感想文は、『夢をかなえるゾウ』の1冊目でした。(私はなにも言ってません)
成功を目指す主人公のさえないサラリーマンに、なぜか関西弁のインドの神様『ガネーシャ』が課題を出し、成功へ向けて成長していく物語です。
ガネーシャはめっちゃタバコ吸います。
1冊目の一番始めの、主人公へのガネーシャの課題が
「靴をみがく」
です。
本に出てくるし有名な話ですが、あのイチローは毎日、練習後に自分のグローブをみがいてとても大切にしていたとのこと。
この本の主人公はサラリーマンなので、いつも一緒の道具といえば革靴です。
サッカー選手にとっても、一番最後まで一緒にいてくれる道具は、『靴』
個人的に、サッカーシューズを毎回みがく必要はないとは思います。
ただスクールやチーム活動へ電車で向かうのに、トレシューで乗っている子をみると私は悲しくなります。
個人的な考えなので、強制はしないし娘以外はそこまで厳しく見てはいません。
しかしサッカーの靴は、サッカーをするための靴で、他の場所で履き続けたらけずれて傷つきます。
どんな時でも最後まで、一緒にプレーしてくれる相棒をそんな風に扱って良いのでしょうか。
私も完全にはできていませんが、サッカーをする時以外は、サッカーシューズを履かないようにしていますし、娘にもそう伝えています。
以前、所属していたフットサルチームの監督に「試合にサンダルで来るな、サッカー選手は足を大事にしろ」と厳しく言われました。
(※その監督は、その後Fリーグのチーム(フットサル最高峰リーグ)で数年間監督をつとめました)
そこから電車移動は必ず普段靴、車ならクロックスまでOKと勝手に決めて、サンダルはやめました。
それと同じだとは思うのですが、サッカー選手であれば自分の足、自分のサッカーシューズは大切にするべきだと考えるようになり、今に至ります。
当時は試合に出たかったので「めんどくせーなー」と思って、その監督のいうことをいやいや聞いていました。
今になって、その言葉の大切さが身に染みるようにわかります。
「道具を大事にしよう」という単純な話ではない気がしています。
自分に対して、自分が使う道具に対してまでも大切にできるか。
そこまで気を使える人になれるか。
そこまで気を使える人は、どんなサッカーをし、どんな生き方ができるのか。
あんまり書きすぎても安っぽくなるのでやめておきます。
もう眠たいし。
コーチ、たまにシューズ忘れてるじゃん!
というのは、正しいつっこみです。
私はキーパーなので、相棒は靴だけではないですが、これからも靴を大切にしたいし、それを自分の子供に伝えていきたいと思っています。