【MR】【5年生】2024/11/09 フォレストリーグ後期第1節

今日はフォレストリーグ後期の第一節が開催されることもあり、 午前は4-5年生14人で合同練習しました。

 

時間があるようですぐに訪れる新シーズンに向けて少しずつ準備を進めていきます。

今年度初めて?の合同練習ということで、 現状を踏まえて何から手をつけていくべきか事前に夜な夜な酔っ払って帰る電車の中や寝る前の時間を利用してコーチ同士で話し合ったのですが、

最近の試合を分析すると、 周りの状況を認知できていないことによる優先順位の間違い、 判断ミスが多いことがわかりました。

あーだこーだ言うのはいつも楽しいですね。

 

1stステップとして、 原則をチーム全体が理解して試合中にアクションできることを目指し、特に、守備の原則についてはより細かく指導していく必要があります。

 

今日は手始めとして、4つの局面の中の優先順位、その時に何を意識しておけばいいか、 守備の戦術アクションのお勉強。

一つ一つの用語は知っているけど、 まとめて話してと言われると難しい、みたいな感じだと思うので、 少し体系的に話しました。

 

ゲームの状況や相手との力関係によって優先すべきことが変わることもあります。それがサッカーは難しく面白いところでもあるのですが、

 

例えば、 相手との力量差が大きいにもかかわらず前から奪いにいけば、 ズタズタに切り裂かれて大量失点してしまうリスクがある。

勝っているゲーム終盤に、 無理にゴールを目指さずにボールを失わないことを目的にプレイす ることもあるかもしれません。

 

ただ、原則の優先順位を理解したうえでの応用です。

座学で一通り話したら、 ふむふむと頭では理解できた様子の選手や、 ほえーなんじゃそらーという顔の選手など色々ですが、続けていくものなので練習、 ゲームの中での繰り返しのコーチングによって浸透させていきます 。

今何がだめだったか?はわかるようになってくると思います。

 

みんなに響いた言葉は、「考えるな、感じろ」でした。 これも日々の思考やトライ& エラーの積み重ねのうえに成り立つことです。

繰り返し繰り返し練習してきた技が自分の得意技になっていません か?それと同じです。

大切なことはこれをチーム全体でやらなければならないことです。

 

 

(午前)

コーディネーション

基礎トレ(パスコン、浮き球)

ビルドアップ

座学

フィニッシュワーク

 

(午後)

フォレストリーグ&トレマ

 

 

途中で止めながら、やれマークだ、スライドだ、 チャレカバだと言いながら、 原則に照らした説明や修正をしながら練習しました。

マークを見失いがちな選手、 ボールが自分から遠ざかると意識が離れてしまう選手、 何がだめなのかわかったかな。

 

 

お昼を食べて5年生と助っ人4年生はタカスポへ。

対戦相手の一つが6年生の選手の所属チームということで応援にも 来てくれました。

考えなくても感じてできるレベルになるまで、 初めは窮屈だとは思うのですが、 原則を意識して戦おうと送りだします。

 

 

vs 中野木FC 0-0

 

結構攻めたのですが、最後までゴールが遠かったです。

ももGKに入ったため、 ポストプレーからの展開は難しかったですが、 トップに入ったあんな隊長がドリブルとターンでかき乱し、 チャンスシーンをつくってくれました。

特にサイドはサイドをえぐるのではなく、 ゴールに向かうななめのアクションを意識付けしていましたが、 まだまだでした。

 

 

vs 国分寺台FC 6-1(前5-1/後1-1) 得点あんな

 

相手キーマンにサイド裏をズタズタにされてしまいました。

選手配置のミスマッチや2戦目の疲れもあったと思いますが、 以前にも起きたウイングの裏を突かれました。

裏を警戒しつつ、ゴールとマーク相手の線上に立つ。 これができていたのか?

裏をとられたときに、チャレンジ&カバーができていたのか? スライドができていたのか?

 

反省点が多々出た試合でした。でも、 原則に照らせば何がだめだったかはわかりやすく、

試合後のグループミーティングでもそうした声が出ていましたね。

 

得点は、GKまでしつこくチェイスして奪いきったあんな。

かなり走れるようになり、 使い続けてきたターンなどあまり考えなくても出せるようになってきまし た。

何よりフィールド3の優先順位、まずはゴールを狙う、 できるだけゴールに近づけることを意識していました。

あとは、それがだめそうだった時に、 簡単にボールを失わずに別のアプローチに変えられるか。

ここがチーム全体の課題です。

 

 

その後のトレマは、2試合とも0-0の引き分けでしたが、選手同士で話し合い、 サイドを切り裂かれたキーマンへのパスの出どころを封じることや反省点だった守備的戦術アクションにより、簡単にやらせない、 ボールを奪うことができていました。

 

攻撃ではゴールに向かった仕掛けにより、 あと一歩で得点という惜しい場面もありました。

これも守備→ 攻撃へのアクションがよかったという要因があります。

 

試合後のグループミーティングでは、 本番の試合ではできなかった守備的戦術アクションをチーム全体で 実行できたことにより、相手に簡単にやらせなかったと多くの選手が感じていたようです。

初回ではそれを感じられただけで収穫です。

 

チーム全体でそれが深まり、 色んな戦術アクションにも広げていけば、 試合中の声もよくなってくることも期待しています。

 

対戦いただいた中野木FC、国分寺台FCの皆様、応援・ 撮影協力もありがとうございました。

明日もフォレストリーグです。

 

サイドコーチングなどはだめですが、 選手を元気づける応援はどんどんお願いしたいです。

いけー、いいぞー、ナイスパスなど賑やかな方が盛り上がるので、 ぜひ選手たちを盛り上げてもらえればと思います。

 

DZ