【MR】【4年生】2024/02/24 クラベリーナ招待U-10大会

 

各学年でとてもお世話になっているクラベリーナさんからお誘いいただいてU10カップ戦に4年生+3年生助っ人で参加しました。
この年代の8人制ガールズカップは貴重すぎるのでありがたいです。クラベリーナさん最高!

思わぬトラブルで先に帰ってしまった車のキーの到着を待つ間、会場隣にある湯ったり館のお風呂まで楽しむことができました。
クラベリーナさんありがとうございます!


3-4年生としての活動もあとわずか。
春には遠くに引っ越してチームを離れる選手もいます。
これまで個人やチームで積み上げてきたことを出し切って記憶に残る体験をしてほしい。そんな気持ちです。
病み上がりや他の用事を土壇場で調整して参加してくれた選手や3年生助っ人とともに挑みます。

予選リーグは3ピリオド制、決勝リーグは前後半15分ハーフ、両リーグ合わせた勝ち点上位3チーム、下位3チームに分かれます。
変則的なので上手く配分しないといけません。


さて、予選リーグの結果です。
予選リーグ3ピリオド制(12-12-12)


vs クラベリーナ 5-0 勝ち

第1ピリオド 3-0
2分 しおり
3分 しおり(角度のないところから左シュート)
8分 もも

第2ピリオド 1-0
2分 しおり(右CKさら→胸シュート)

第3ピリオド 1-0
3分 もも

 

先週トライした2-4-1の感触が良かったので初戦から使いました。ミラーゲームとなり中盤が混雑しているところ、開始から2ピリオドの序盤までにハットトリックを決めたしおりの活躍で試合を優位に進めることができました。
初戦の入りは大会全体の流れを決めるといってもいい中で、ボールを奪われても早めに回収してゼロに抑えてられたのは良かったです。
が、点がほしい中で徐々に勢いは落ちてしまったかな。


vs スペラールtoda 0-0 引分

相手の出方がわからないので様子見で慣れた3-3-1でスタート。強力な選手が真ん中にいて両サイドのドリブルでの仕掛けが特長のチームです。
1ピリオドは左サイドの攻防からしおりドリブル突破してクロスも中が飛び込めず。
このサイドを突破したあとのチャンスは大会中何度もつくれましたが、今回は得点にはなりませんでした。さらに特訓が必要です。
トップのももがプレスバックやハードワークしていましたが、このままでは点がとれなさそうなので、2ピリオドから2-4-1に変更して前に人数をかけていくことに変更しました。

良さそうなカウンターチャンスもありますが、ドリブルしてしまいつぶされる。ドリブルやショートパスだと1つ判断が遅れると対人プレーになり奪われる。勝てる前線にシンプルに早くボールを出していくように修正します。

そして徐々にアミーズもペースをつかんでいきます。センターバックまい、かなんからトップのもも、サイドの裏に向けた長いパスから相手にとられても素早いプレスをかけて攻撃する。
ここから何度もチャンスがきましたが、シュートが決まらず。
かなんコーナーキックに2列目からキーパーとDFの間に抜群のタイミングで飛び込んだあんなのシュートは惜しくもミートせず!決めていたらヒーローでしたね。

3ピリオドは長いパスだけでなく、2列目のギャップに入り込んださら、かれんへの縦パスもかなり入るようになり、パスの受け手が多い2-4-1の良いところが出ていました。全体で縦パスの意識が上がってきましたね。外を回してDFを広げたら縦、縦を警戒されたら外です。
そんな展開からさらがキーパーとの1対1でビッグチャンス!惜しくもキーパーに防がれ同点のまま終了。

上位リーグ進出のために勝ちたかったですが、最低限の引き分け。全員でのハードワークがあったことと、キーパーきらの安定感あるプレー、さらが中盤のバランスをとりながら相手エースを自由にさせなかったことも大きかったです。
トップは前線に供給されたボールを決める力をもってほしいです。ここは課題に挙げておきます。


予選リーグはなんとか3位で上位リーグ進出です。
決まったあとのランチ中に上位リーグに上がれるかわからないらしいというデマが流れていたり、内部工作員か?

気を取り直して決勝リーグへ。

 

vs 柏LFC 2-0 勝ち

昨年から何度となく対戦しているチームです。
3年生の時に満を持して出場したカップ戦でボコボコにされて以来、目標にしてきたチーム。
今年も何度か対戦していますが、なかなか勝てていません。今回こそ。
相手の強力なキープレイヤーを抑え込めるかがポイントですが、序盤スルスルとドリブル突破されキーパーももに救われる。開始5分は締めていかないと。
その後はかなん、まいの2バックを中心にショートパスとミドルパス、裏へのロングパス、時にはドリブルで運びながら押し込みます。ここは積み上げてきた経験とお互いのプレースタイルを理解していることが生きていますね。
危ないドリブラーには、あんな、きら、真ん中はさら、かれんがチャレカバでつぶし自由にさせません。しおりの左サイドを上手く使いたかったです。徐々にアミーズペースになり、押し込んだゴール前でさらが奪い左足シュートで先制!
きらセンタリングからのかれんのミドルシュート
さらのセンタリングからきらゴール決めるもオフサイド
りおも1人剥がしてパスしたりサイドを駆け上がる。りおは足元以外でもらうアイデアがでてくるともっと攻撃的にできると思います。
るな→ちかのワンツーからのサイドの抜け出しGOOD。ディフェンスでもしつこく寄せる。ちかは切り替えとポジショニング、ボールをもった時の引き出しを増やしたいね。
るなは失わないことも大切だけど前方への選択肢をもちたい。
2点目はしおりのキープからギャップに入ったきらへのパス→かれん前方へのダイレクトパスで抜け出し。DFに追いつかれるもシュート特訓の成果としか言いようがない逆サイドネットへのドリブルシュート!

後半はももをトップに配置し、もものシュート力を生かした攻撃を仕掛けます。あんなのふわっとフライスルーパスからのシュートもキーパー正面。
きらの左サイドでの1対1、細かいステップからアウトに持ち出しセンタリング。
ももは縦への緩急のスピード、ゴール前で横にずらして打てるようになると怖さが増す。
さら、しおからのパスをももがギャップで受けて突破してシュート!キーパー弾いたところをちかがシュート!直後にこぼれをきらがゴールに突き刺すもオフサイド
試合を通じてギャップで受ける縦パスが通るようになってきています。
その後も危ない場面はそこまでないまま守りきり勝利!

チームとして今日できることはやったかな、というゲームで最終戦へ勢いをつけられました。
連チャンで予選で引き分けたスペラールtodaさんとの対戦へ。


vs スペラールtoda 2-2 引分

先程の対戦でキープレイヤーなどの情報がわかりました。相手エースのキックは4年生とは思えないぐらい力強い。ロングスローもサイドからゴール前まで飛びます。予選からこのロングスローには苦しめられてきました。
速く寄せて自由を奪うしかありません。そして、時間をかけずにどんどん前にアクションする。

 

先制点はしおり。前半良い流れでゲームが進んでいたところ、かれんが自陣で奪ってためて相手をはがしてさらへのショートパスから勢いよく駆け上がるしおりへのピタリなパス。
完全にディフェンスラインの裏をとったキーパーとの1対1。落ちついて決めて先制!見事なコンビネーションでした。
安定した試合運びでしたが、相手ロングキックをかなんが直前でよけてしまいキーパーがファンブル。ゴール前でバタバタしたところを蹴りこまれ失点。うーん、簡単には勝たせてもらえない。

後半も一進一退のゲーム展開でシュートシーンもつくれていましたが、残り時間なくなってきた頃に相手エースにドリブルで持ち込まれ、センタリングをダイレクトで合わされて逆転を許す。この時間帯は厳しい。暗雲が立ち込めます。

試合前に、失点して先行される展開もあり得る。失点してもすぐに切り替えて取り返しにいくことを話していましたが、まさにそのとおりに子どもたちは実行してくれました。
試合終了に近づいてきた時、頑張って前からのプレッシングで奪ったボールがトップのももに渡ります。縦に切り込み、頼む!シュート打ってくれ!と祈った瞬間、ゴール前のアミーズのオルテガことかれんの前にパス。これをかれんが左で蹴りこみ同点弾!!
手に汗握る好ゲームは最後の最後まで続く熱戦でタイムアップ。


結果を左右する最後の試合は、こちらもとってとられても好ゲームになりましたが、最終的には引き分け、アミーズの優勝が決定しました。

 


f:id:amiesfc:20240225155750j:image

 

チームMVPは最後の最後で決めたかれんが選出され、運営が選ぶ大会最優秀選手には2バックでチームを下支えしたかなんが選出されました。
運営の方に理由を聞くと、目立つ選手だけでなく黒子の役割にも注目してほしいという思いからの選出だったそうです。

確かに今回まいとかなんの2バックは変えられなかったです。
アミーズの組織的なサッカーを評価してもらえたということもあり、その点では積み上げてきてそれを表現した全員でとった賞だと思います。


これでU10としてはガールズエイト御殿場大会を残すのみです。今日も厳しい中を戦い抜きもう一段レベルアップできた大会になったと思います。
主催いただいたクラベリーナの皆様、対戦チームの応援する皆様ありがとうございました。

審判、応援、撮影の協力もありがとうございました。皆さんの努力を結果につなげられてほっとしています。


成長のためにはチーム練習、スクール、色々ありますが、私は自らの意思でやる日々の自主練習が一番成長すると思っています。現実なかなか難しいのですが、ご家庭でサポートいただけるとありがたいです。


DZ