初めての全体仕切り。
鍵開け等、プレッシャーが半端なくて夜も8時間しか寝れませんでした。。
アップの前に2年生から「今日はKコーチじゃないのぉ?」と寂しげな顔で聞かれ( ̄▽ ̄;)
「うん、マジごめん。」と謎に謝り全員アップへ。
2年生の心ガッチリ掴んでるKコーチマジリスペクトです。
[全体]影踏み→鬼ごっこ(コーンに触れていればセーフ)→ボールあり
最後ドリブルしながらにしようとしたら「バスケがいい!」とみんなが言い始めたのでバスケ方式にしました。
「サッカーの練習なんだけどな~」と言いつつもバスケで開始。
もしかしたらアミーズはバスケチームになるかも知れません( °Д°)
終わった後、「もう1回やりたい!」と言ってくる子も。
この言葉を言われた時、「コーチやってて良かったなぁ。」っていつも思います。
練習メニューもそうだけどその日が終わった時、「また練習したい!」って思えるように終わる事が私の最大の目標。
そんな気持ちの連続がサッカーを大好きになってくれると思うからです。
[3、4年]パス&コートロール→2対1川渡り→パス&コントロールシュート2種類→ゲーム
ゲーム中に「こうなった時の動き方、今日やったよ?」と言うと実践しようとしてくれる子がたくさんいて嬉しかったです。
さて、見てる人がいるのかいないのか。。
不定期&マイペースで綴るFコラム。
ボケを早めに入れた方が良いのか入れない方が良いのかわからなくなってきたので今度誰かアドバイスしてください(T-T)
前回、コーチングは①誉める(認める)と②問いかけるがあると書きました。
①については前回書きました。
今日は②問いかけるのお話です。
まぁ、文字のごとくそのままなんですけど選手達に「今のパスだろ!」と言うところを「ドリブルでいってとられちゃったよね。どうしたら上手くいくかな?」と問いかけるのが良いコーチングとされています。
選手達は素直なので「ドリブル!」「シュート!」と外から声をかけると従おうとします。
いわゆるサイドコーチングと言われるもの(コーチングでもなんでもないと思っていますが)ですが、何から何までベンチから指示してる場面をいまだによく見ます。(アミーズではないですよ。)
中には怒鳴ってるチームも。。
絶対にダメです。
良い事なんて1つもありません。
それがずっと続くと指示だけ聞いて言われた事だけを実行するという自分で何も考えられない指示待ち選手が大量生産されます。
そのまま大人になってる人結構いますよね。。
家庭でも指示され、学校でも指示され、やる事やってれば自分であんまり考えなくても生きていけちゃうからかなぁなんて勝手に思ってます。
ゲーム中、チラチラコーチの方見たり、親の方を見るようになったらもう要注意です。
たまに引率する4年生チーム、全然私の方向いてくれません( ̄▽ ̄;)サミシー
誉めた時、たまにチラッとこっちを見るハニカミ笑顔に癒されてます。
かわいーじゃねーか!将来良いお嫁さんになるぜ!
って思ってるけどよく考えると誰目線やねん!って感じで気持ち悪いですね( °Д°)
サッカーは自分の目で見て自分でどのプレーをするか判断して(選んで)実行に移していくスポーツであって、駆け引きを含めそれが醍醐味なハズ。
それをサイドから指示し過ぎてしまうと選手達は本当に大事な場面や瞬間で自分で考えられません。
大人でも外野からやいやい言われてプレーするのなんて全く楽しくないですよ。
運転中に隣からあーだこーだ言われてムカつくのと全く一緒です。
それにコーチの指示聞いてから間に合う訳もないし、8人制や11人制になったらコーチの声なんて聞こえません。
だから自分で考える力が必要です。
その考える力を育むのが「問いかける」というコーチングです。
ゲーム中はそんなに使いませんが練習中は結構使う場面があります。
ここからは経験上の我流ですがポイントは2つ。(だと思ってます)
1つ目は問いかけた子がギリギリ考えればわかるかなという問いかけをする事。
掛け算がわからない子に「3×3は?どうしたら答えが出る?」と問いかけてもわかる訳がないですよね。
その子の頭の選択肢にない場合はコーチングではなくティーチング(教える)が必要です。
ティーチングのし過ぎも選手達の考える力を奪う事にはなりますが最低限のティーチングも大事です。
練習から伝えて教えた上で「どうしたら上手くいくかな?」と問いかけると、とくに低学年の子、最初はほとんどの子が答えません苦笑
結局待てずに大人が先に言っちゃいがちで練習時間的に限界あるけど待ちます。
「考える」事が目的なので答えがなくてもチグハグな答えでもOKです。
なのでなるべくYESかNOで答えられる問いかけではない方が良いですね。
そこでせっかく出た返事を「いや、違うよ。」と全否定したら次から返事をする気もなくなりますし。
考えて出た答えは全部正解。
そもそもサッカーに正解がないんだから全部正解の可能性ありますしね。
2つ目は問いかける側が持ってる答えへの誘導尋問にならないという事。
サイドでドリブルで突っかけて取られた選手にパスをさせたいコーチが「ゴール前にに味方いたよ?どうしたら良かった?」と誘導尋問すると察しの良い子は「中にパスした方が良かった。」と答えるだろうし、そのコーチが持ってるサッカー観以上の選手にはならないと思ってます。
まぁ、それがその場面では正解なのかも知れないけど。
もしかしたら1回後ろに戻したほうが良かったのかも知れないし、キーパーのポジションがおかしくてシュート打ったら入ったかも知れない。
もちろん外からよく見ることも大事なんだけど誘導尋問にならずフラットな感情で問いかける、常に自分を疑う事を私は意識しています。
たまーに驚くような答えが返って来ることありますよ。そうきたか!みたいな。
そんな時は「コーチやってて良かったなぁ。」なんて気持ちになります。
問いかけとプラスして私が使うのは状況説明です。
実際、やってもらったりボードで説明したりしますが、「君ここでボール持ってたよね?パス狙って通らなかったけど味方はこことここにいて、相手はそれぞれこんな感じだったよ。」その場の状況を振り返って説明します。
そもそも良く見えてなかったり、焦ってたからミスをするのであって周りの状況もよくわからない選手に「どうしたら上手くいく?」と問いかけてもよくわらないんじゃないかなーと思うのでパッと見わかるように見てもらうんです。
状況説明とセットで問いかけると自ずと答えてくれる場合が多いです。
うーん、これでもめっちゃ短くしたつもりなのですがやっぱり長くなってしまった。。
コーチングについて偉そうに書いている私も「あぁあの時、別のコーチングした方が良かったなぁ。。」なんて落ち込むこともよくあります。
それに良いとされているコーチングも何年後かには「実は間違いでした。」なんてのも今では珍しい事ではありません。
常に良いとされている方向を向きながら常に疑いながら1歩1歩突き進んでいきたいと思います。
サッカーの指導って子育てに通ずるところあるよなーってすごく思います。
誉める(認める)・問いかける。
みんなで頑張ってみませんか(*^^*)
Fコーチ