週刊Fコラムです。(そこそこきついので自粛期間中だけ)
今回はトップ(FW)の選手に求めることがテーマです。
采配を任せてもらい、いろいろ考えて選手に「トップね」と言うと超軽々「やったー」的な子がいます。
いや、待て待てと。
どこのポジションが大事とかはないけれど、2つのポジションは責任重大です。
一つ目はゴールキーパーです。
もう後ろに味方がいない(ことが多い)ポジションなため、自分がミスをしたらすぐ失点につながるし、責任重大なことはみんな知っていると思います。
あまりこの場で、個人向けのことは書きたくないけどGKについてはあまり心配していません。
もう一つの責任重大なポジションはトップ(FW)です。
キーパーと同じ理由で、自分の前より味方がいない(ことが多い)ので、
自分が絶対にゴールするんだ
という強い気持ちが必要です。
当たり前ですが、ゴールしないと勝てません。
アミーズは強いチームではないので、守ることが多くなると思ってます。
味方が必死に守って、やっとトップに届けたボールを、簡単に失って良い訳がありません。
守る方も苦しくなると大きくけり出したり、トップへのパスが雑になったりズレたりすることは、普通にあります。
そのボールを、
何が何でも自分たちのボールにするんだ
という気持ちが大事だと思うのです。
それができなければ、相手にボールを奪われ、また守ることになります。
トップの選手は、「あー取れなかったー」とまた待つだけですか?
それがチームプレーでしょうか。
トップの選手は、「守らなくても良い」と考える人もいますが、私は違うと思っています。
2018年ロシアワールドカップのベルギー戦で、日本のエース大迫選手が、
相手のシュートチャンスを味方ゴール前まで戻ってブロックしたシーンがありました。
(引用:産経フォト)
「守らなくても良い」と「守ることもあるけど、あえて(がまんして)守らない」というのはまったく違います。
メッシにも言われることです。
いまトップを安心して任せられる選手は、いません。
(何人か良いなと思う選手はいます)
もしトップをやりたいのであれば、
- 自分が絶対にゴールするんだ
- 何が何でも自分たちのボールにするんだ
という責任重大なことを意識して練習からやってもらいたいなと思います。
自己チューになられても困るんですけどね。。
そんなことを考えながら、早めの練習再開を願う今日この頃です。